●鉄砲【てっぽう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
鉄砲
てっぽう
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デジタル大辞泉
てっ‐ぽう〔‐パウ〕【鉄砲/鉄×炮】
2 《形が1に似ているところから》据え風呂の下部や隅に取り付け火をたくようにした鉄製または銅製の筒状の釜(かま)。
3 相撲で、両手または片手に力をこめて、相手のからだをつきとばすもの。柱に手を打ち付けてその稽古をすることにもいう。
4 狐拳(きつねけん)(藤八拳)の手の一。こぶしを固めて左腕を前方に突き出し、鉄砲1を撃つまねをして猟師を表すもの。
5 《毒にあたると死ぬところから》フグの俗称。
6 「鉄砲巻き」の略。
7 牛や豚の直腸。主に焼き肉にして食し、やや歯ごたえがある。
8 劇場で、1階中央の席。椅子席でなかった時代には、最も見やすく出入りに便利な席とされた。劇場と縁故をもつ観客のために急にずどんと席をとることがあったところからという。
9 「鉄砲見世」の略。
「大町六十幾軒に五十軒の河岸見世、―に至るまで」〈洒・志羅川夜船〉
10 ほら。大言。また、うそつき。
「いやいや、飛八さんの話はいつも―だて」〈滑・浮世風呂・四〉
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世界大百科事典 第2版
てっぽう【鉄砲】
[西洋]
銃砲所持,広い意味での武器携帯は,古代社会から今日に至るまでさまざまの規制の対象となっている。古代のローマやアテナイでは市中での武器携帯は禁止され,東ローマ皇帝ユスティニアヌス1世は私人がかってに武器を製造し取引することを厳禁した。
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日本大百科全書(ニッポニカ)
鉄砲
てっぽう
ライフル銃、散弾銃など小銃器の総称。『蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)』によると、1274年(文永11)に日本に侵攻したモンゴル軍が、鉄製の容器に爆発薬または燃焼薬を詰めて点火、投擲(とうてき)する原始的火器を使用した。これを「てつはう=鉄炮」といい、以来、日本では小銃器(中国では鳥銃(ちょうじゅう)という)を鉄砲と称した。
[小橋良夫]
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動植物名よみかた辞典 普及版
鉄砲 (テッポウ)
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精選版 日本国語大辞典
てっ‐ぽ【鉄砲】
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