●鉢【はち】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
鉢
はち
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デジタル大辞泉
はち【鉢】
1 仏道修行者の食器。また、僧尼が托鉢(たくはつ)のときに所持する器。応量器(おうりょうき)。鉢の子。
2 皿より深く碗(わん)より浅い、上部の開いた食器。「
3 御飯を入れておく木製の容器。めしびつ。おひつ。おはち。
4 草木を植える容器。植木鉢。「植木の
5 頭蓋骨。頭の横まわり。「頭の
6 兜(かぶと)の頭頂をおおう部分。革または鉄で作る。
出典:小学館
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はち【鉢】[漢字項目]


[補説]もと、梵語の音訳字。
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世界大百科事典 第2版
はち【鉢】

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はつ【鉢】
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食器・調理器具がわかる辞典
はち【鉢】
➁「➀」に似た形の容器。火鉢(ひばち)、植木鉢(うえきばち)、金魚鉢などがある。
出典:講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)
鉢
はち
皿よりは深く、瓶(へい)よりは口が広く、壺(つぼ)よりは浅く開いた容器で、食物、水などを入れる。石、金属、陶磁、木製などがある。鉢のような口の開いたやや深めの容器は、すでに縄文・弥生(やよい)式土器にも多くみられ、登呂(とろ)遺跡からは木鉢も出土している。ハチの語は、梵語(ぼんご)Pātraの音訳「鉢多羅(はつたら)」の略で、インドでは食器を意味し、本来、僧侶(そうりょ)が托鉢(たくはつ)で施しを受けるのに持った鉄鉢(てっぱつ)のことであった。奈良時代の正倉院宝物には焼物鉢、ガラス鉢、鍮錫(ちゅうしゃく)鉢、木鉢などがみえ、平安時代の『延喜式(えんぎしき)』には神前の供器として、陶(すえ)鉢、土師(はじ)鉢、虀(あえ)鉢などがみえている。しかし一般に陶磁器製の食器が普及したのは近世以降で、明治までは、もっぱら白木や漆塗りの木鉢が使用されることが多かった。鉢の外面は、文様や絵模様を描いて装飾としたものも多く、形態は円形がもっとも多く、また四角、六角、八角、隅(すみ)切り、花形などいろいろあった。鉢の底には、湾曲したままのもの、平底のもの、高台のあるものなどがあった。なお鉢には、高台の高い台鉢、外側の切り立った鉦(しょう)鉢、段のついた甲(かぶと)鉢、入れ子になる重(かさね)鉢、婚礼道具とされた挽(ひき)鉢のほか、平鉢、鼓(つづみ)鉢、菓子鉢、飯(めし)鉢、すり鉢、火鉢、植木鉢など、形状や用途による種類も多い。
[宮本瑞夫]
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精選版 日本国語大辞典
はち【鉢】
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はつ【鉢】
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はっち【鉢】
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