●銀の匙【ギンノサジ】
デジタル大辞泉
ぎんのさじ【銀の匙】
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朝日新聞掲載「キーワード」
銀の匙
(2013-09-13 朝日新聞 朝刊 2道)
出典:朝日新聞掲載「キーワード」
日本大百科全書(ニッポニカ)
銀の匙
ぎんのさじ
中勘助(なかかんすけ)の長編小説。前編は1913年(大正2)4~6月、後編は15年4~6月に『東京朝日新聞』に連載。脱俗孤高の文学者として知られる彼の幼少年期を浮き彫りにした自伝小説で、夏目漱石(そうせき)はこれを子供の世界の描写として未曽有(みぞう)のものであると激賞した。この作品の底には、生きる苦悩を知り始めた少年の正義と自由と美に憧(あこが)れるせつない思いが込められている。この深い思いのなかに、その後の思想的道徳的発展と時流に染まぬ彼の文学の謎(なぞ)が秘められている。
[渡辺外喜三郎]
『『銀の匙』(岩波文庫)』
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典
ぎんのさじ【銀の匙】
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