●銀河鉄道の夜【ギンガテツドウノヨル】
デジタル大辞泉
ぎんがてつどうのよる〔ギンガテツダウのよる〕【銀河鉄道の夜】
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世界大百科事典 第2版
ぎんがてつどうのよる【銀河鉄道の夜】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
銀河鉄道の夜
ぎんがてつどうのよる
宮沢賢治の童話。生前未発表。1924年(大正13)ごろ初稿が成立したが、その後、晩年に至るまで4次にわたる大幅な改稿がなされたすえ、ついに未整理の箇所を多く含む複雑な草稿の形で遺(のこ)された。貧しい少年ジョバンニが星祭りの夜、天気輪(てんきりん)の丘に横たわって夢の世界に入り、親友カムパネルラと不思議な銀河鉄道の旅をともにするが、最後に友の姿を見失って泣きながら目を覚まし、丘を下って、カムパネルラが川で級友を救おうとして溺死(できし)したことを知る。この夢の鉄道は同時に死後の世界の幻視であり、作者の妹の死、友との決別などの原体験が四次元的宇宙観や宗教的熱情に裏づけられて昇華した幻想文学の傑作。
[天沢退二郎]
『『銀河鉄道の夜』(岩波文庫・旺文社文庫・角川文庫・講談社文庫・新潮文庫)』
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精選版 日本国語大辞典
ぎんがてつどうのよる ギンガテツダウのよる【銀河鉄道の夜】
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