●銑銭【ずくぜに】
精選版 日本国語大辞典
ずく‐ぜに づく‥【銑銭】
〘名〙 =ずくせん(銑銭)
※洒落本・文選臥坐(1790)北廓の奇説「一度にわらひ出す声、百銭のつくせにも一度に落せしごとく也」
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ずく‐せん づく‥【銑銭】
〘名〙 江戸時代通用の寛永通宝一文銭の鉄銭のこと。この鉄銭は元文四年(一七三九)から、江戸(亀戸・小梅・小名木川・柳島・十万坪などの各地)、摂津加島、仙台領石巻、佐渡相川、紀伊中島、肥前長崎、甲斐飯田、常陸太田など全国各地の銭座で鋳造された。ずく。ずくぜに。なべせん。
※正宝事録‐二五四五・元文四年(1739)一二月六日「右之通相心得、銅銭成共、つく銭成共、請負可申出候」 〔地方凡例録(1794)〕
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デジタル大辞泉
ずく‐せん〔づく‐〕【×銑銭】
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