●鎌を掛ける【カマヲカケル】
デジタル大辞泉
鎌(かま)を掛(か)・ける
相手に本当のことを白状させるために、それとなく言葉巧みに問いかける。「―・けて本心を聞き出す」
出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典
かま【鎌】 を=掛(か)ける[=引(ひ)っ掛(か)ける]
① 自分が知りたいと思っていることを、相手が不用意にしゃべるように、たくみにさそいをかける。
※浮世草子・商人職人懐日記(1713)三「こなたにて今日請とれとの約束で参りし、〈略〉御渡しなされと鎌かけられ、手代共ぎょっとして」
② それとなく気を引いてみる。誘惑する。
※雑俳・朝熊嶽(1730)「鎌かけて人にからせぬ女郎花」
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