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長期議会【ちょうきぎかい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

長期議会
ちょうきぎかい
Long Parliament
イギリスで 1640~53年に開かれた議会短期議会に対して呼ばれ,清教徒革命の主要な闘争舞台となった。 40年 11月の開会から翌年秋にかけて,国王側近の W.ロードストラッフォード (伯)処刑大権裁判所廃止などの改革を推進したが,41年 11月大抗議文の提出をめぐって,国王派と議会派に分裂,翌年秋から内乱に突入した。同じ議会派のなかでも,最初は長老派が支配的であったが,軍隊を掌握した独立派が次第に台頭し,48年 12月「プライドの追放」によって長老派は追放され,以後独立派のみによって構成されランプ (残部) 議会と称された。 49年成立した共和制の中心的存在であったが,53年4月 O.クロムウェルと対立し,武力解散させられた。 59年王政復古の直前に一時復活した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版

ちょうきぎかい【長期議会 Long Parliament】
イギリス,ピューリタン革命で主要な役割を演じた議会。戦費に窮したチャールズ1世が〈短期議会〉の失敗後,その第5議会として1640年11月招集した。以後53年から59年までの中断期を除いて,60年までつづいたため,〈長期議会〉とよばれた。開会直後から長期議会は,国王の専制の責任を追及し,その再現を防止するための改革を満場一致で遂行したが,国王から軍事権と宗教権を奪取せんとした〈大抗議文〉の採択契機に1641年末分裂し,内乱となった。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

長期議会
ちょうきぎかい
Long Parliament

ピューリタン革命の発端となり、またそれを遂行した議会。1640年11月に招集され、形式的には1660年3月まで続いたため、1640年春に開かれすぐに閉会した「短期議会」と対比して、この名がついた。スコットランドとの戦争に敗れたイギリス国王チャールズ1世が、和約を実行するために招集したが、この議会はストラッフォード伯の処刑を決定するだけでなく、星室庁裁判所や高等宗務官裁判所を廃止し、3年議会法を成立させるなど、次々と反国王的な政策を決定した。その後1641年秋、大諫議書(だいかんぎしょ)の採決をめぐって分裂した議会は、翌年、内戦開始後ピムの指導のもとただちに王党派を排除して、「厳粛な同盟と盟約」を結んで団結し、ピムの死後も長老派の主導下に、国王との戦いと交渉を繰り返した。しかし内戦の過程でしだいに軍隊の政治的発言権が強まり、ことに1645年の新型軍New Model Armyの結成以後、その力を背景とする独立派が台頭した結果、内戦終了後の議会は長老派と独立派の対立のなかで、その機能を果たせなくなった。このため1648年12月、軍は長老派の議員を追放してランプ議会(残部議会)をつくり、ここに長期議会は事実上終わりを告げた。1660年2月、チャールズ2世の帰国を目前にしてランプ議会は、追放された長老派議員の復帰を認めたのち自ら解散し、国王を迎えるための新議会が招集された。(書籍版 1987年)
[小泉 徹]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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旺文社世界史事典 三訂版

長期議会
ちょうきぎかい
Long Parliment
ピューリタン革命期におけるイギリスの議会
1640年11月,チャールズ1世が短期議会ののちに召集した議会で,革命の舞台となった。1653年にはクロムウェルにより武力で解散させられたが,59年に再開され,60年3月自発的に解散した。20年続いたのでこの名がある。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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