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長滝延年【ながたきえんねん】

日本大百科全書(ニッポニカ)

長滝延年
ながたきえんねん
岐阜県の美濃(みの)白山長滝寺に伝承された修正会(しゅしょうえ)の延年。明治維新の神仏分離の結果、いまは白山長滝神社(郡上(ぐじょう)市白鳥(しろとり)町長滝)の正月6日の行事として、地元の人々によって営まれている。修正会とは1週間に及ぶ年頭正月の「修法(おこない)」の後に開かれる集会のことで、延年長久の功徳を得るために宴を張り芸能を演じた。その修正会の姿はすでにないが、長滝では形式的ながら酒宴の儀を伝え、芸能には当弁(とうべん)、猩々(しょうじょう)、乱拍子(らんびょうし)、田歌(たうた)、花笠(はながさ)、しろすり(田打ち)、大衆(たいじゅう)舞を伝える。もとは開口(かいこう)や立合(たちあい)などもあった。国指定重要無形民俗文化財。[新井恒易]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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