●長船長光【おさふねながみつ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
長船長光
おさふねながみつ
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デジタル大辞泉
おさふね‐ながみつ〔をさふね‐〕【長船長光】
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus
長船長光 おさふね-ながみつ
長船光忠(みつただ)の子。備前(岡山県)長船にすみ,長船派隆盛のもとをきずいた。名物「大般若(だいはんにゃ)長光」など6口(ふり)が国宝指定で,作刀年紀は文永11年(1274)から嘉元(かげん)2年(1304)まである。同名が2代あるとされ,初代を順慶長光,2代を左近将監(さこんのしょうげん)長光とよんでいるが異説もあり,また一人説もある。
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日本大百科全書(ニッポニカ)
長船長光
おさふねながみつ
生没年不詳。鎌倉中期(13世紀)の備前(びぜん)国(岡山県)長船派の刀匠。同派の始祖光忠(みつただ)の子と伝えられ、一門に子の景光をはじめ近景(ちかかげ)、真長(さねなが)、長元(ながもと)、景政(かげまさ)らを輩出して繁栄をみた。作風は光忠に近い丁子乱(ちょうじみだれ)華やかな作から、小丁子に互(ぐ)の目(め)の交わるもの、直刃調に互の目や小丁子の交わるものまで、作域は広い。その作刀に1274年(文永11)から1304年(嘉元2)まであり、古来、同名2代あると伝えられている。初代の法名を順慶(じゅんけい)として順慶長光とよび、正応(しょうおう)(1288~93)以降の左近将監(さこんしょうげん)長光銘のものを将監長光とよんで2代としているが、順慶と二字銘の作刀はまったく長光の作風と異なり、別人とする説が強く、さらに二代説にも研究の余地がある。
[小笠原信夫]
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旺文社日本史事典 三訂版
長船長光
おさふねながみつ
鎌倉時代の刀工
備前(岡山県)長船村に居住。この村からはすぐれた刀鍛冶が出て,長船物として名高く,長光はその長船派の代表者とされる。代表作に『太刀名物大般若 (はんにや) 長光』などがあり,鎌倉の岡崎正宗,京都の栗田口吉光などと並称された。
出典:旺文社日本史事典 三訂版
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精選版 日本国語大辞典
おさふね‐ながみつ をさふね‥【長船長光】
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