●開いた宇宙【ヒライタウチュウ】
デジタル大辞泉
ひらいた‐うちゅう〔‐ウチウ〕【開いた宇宙】
膨張宇宙論において、宇宙はビッグバン以降膨張を続けているが、宇宙の平均密度がある臨界密度より小さい場合は永遠に膨張を続ける。このような宇宙を開いた宇宙といい、その曲率は負または0となる。現時点の観測事実からは、宇宙が開いていると考えられている。→ビッグフリーズ →ビッグリップ
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「開いた宇宙」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●開いた宇宙の関連情報