●間狂言【あいきょうげん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
間狂言
あいきょうげん
(2) 歌舞伎や人形浄瑠璃で,幕の間に演じられる軽い出し物のことをいう。
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デジタル大辞泉
あい‐きょうげん〔あひキヤウゲン〕【▽間狂言】
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とっさの日本語便利帳
間狂言
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世界大百科事典 第2版
あいのきょうげん【間狂言】
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あいきょうげん【間狂言】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
間狂言
あいきょうげん
能のなかで狂言方が担当する部分。その役をアイという。「語リ間(かたりあい)」「アシライ間(あい)」「劇間(げきあい)」に大別できる。語リ間のうちもっとも多いのが、シテの中入リの間に所の者などとして出、ワキの要請に応じ座って一曲の主題や関連する話題を語る「居語(いがた)リ」である。これに対し末社の神(まっしゃのしん)などが立ったまま社寺の縁起などを語るのを「立語(たちがた)リ」といい、変事の急を告げる「早打チ間(はやうちあい)」やアイの語リによって能が始まる「口開ケ間(くちあけあい)」も立語リに含まれる。アシライ間はシテやワキなどと演技的交渉の深いものである。劇間は複数のアイが出て、能の他の役とはかかわりをもたず、アイ同士が能のなかで演ずる寸劇をいう。また常と異なる特殊演出は「替間(かえあい)」とよぶ。アイはほとんどが所の者、太刀持(たちもち)、能力(のうりき)、末社の神など身分の低い役であるが、能の一役として曲の雰囲気を左右するので軽視できない。なお、能の現行曲約240番のうち40番ほどの曲には間狂言がない。
[小林 責]
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精選版 日本国語大辞典
あい‐きょうげん あひキャウゲン【間狂言】
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あい‐の‐きょうげん あひのキャウゲン【間狂言】
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