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閘門【こうもん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

閘門
こうもん
lock
水位差のある水面間でを就航させるための構造物。上流端と下流端に lock gateをもつ長方形一種の部屋 (閘室) である。この発明により,水位差のある地点間に運河を設けることが可能となった。また,港の施設として,潮位差の激しい港に設けられることもある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

こう‐もん〔カフ‐〕【×閘門】
運河・放水路などで、水量を調節するための堰(せき)。
運河・河川などの、水面に高低差のある場所で、水面を昇降させて船を行き来させるための装置。閘室とよぶ前後を扉で仕切った水面に船を入れ、扉の開閉によって水位を昇降させてのち、一方を開いて船を進める。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

こうもん【閘門 lock】
河川を横断してせき)や水門が造られると,その上・下流の水位に落差が生じ,河川の舟運機能が害される。また,水位差の大きい2河川を結ぶ運河を造る場合,急流や水量不足のため運河化できないことがある。このような場合に,船の航行を可能にするために造られる構造物が閘門で,ロックとも呼ばれている。もっとも単純な閘門は,図に示したように上流および下流の二つの扉室(ひしつ)と,その中間の閘室および扉によって構成されており,船の通過は,上・下流の扉の開閉および暗渠(あんきよ)を通じての水の流入,排出によって閘室の水位を上・下流と一致させて行う。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

こうもん【閘門】
運河・放水路などで水量を調節するための水門。
水位の高低差の大きい運河や河川などで、船舶を通過させるために水をせき止めておく装置。ロック。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

閘門
こうもん
lock
水位差のある水面間で船舶を通航させるための構造物。水位差のある河川と運河を連絡する場合や河川にダム、堰(せき)、床固めを建設する場合などに設置される。閘門(ロック)は閘室(ロック室)、閘門扉(こうもんぴ)(ロックゲート)と扉室(ひしつ)(ゲート室)からなる。閘室は船を収容する場所で、両端に閘門扉が設置される。閘室の水位を上昇、下降させるために扉室と閘室を結ぶ管路が設置される。船が水位の低いほうから高いほうに行く場合は、両端の閘門扉を閉め、低水位側の管路のバルブを開いて閘室内の水を排出し、閘室内の水位を低水位側の水位と等しくした後に低水位側の閘門扉を開いて船を閘室内に入れ、閘門扉を閉じる。そして高水位側の管路のバルブを開いて閘室内に給水し、閘室内の水位を高水位側の水位と等しくした後に高水位側の閘門扉を開いて船を通す。船が水位の高いほうから低いほうに行く場合は逆の手順になる。パナマのパナマ運河(1914年完成)は3か所の閘門で標高26メートルのガトゥン湖を経て太平洋とカリブ海を結ぶ。中国・長江(ちょうこう)の三峡ダム(重力式コンクリートダム、高さ185メートル、2009年完成)では、113メートルの水位差を5段の閘門で船を上げ下げする。川 登]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

こう‐もん カフ‥【閘門】
〘名〙
① 運河、放水路などの水量を調節するための門。〔工学字彙(1886)〕
② 港湾のドックへの船舶の出入、または、水位の差の大きい運河や河川を通過させるための装置。高低の差が大きい水面を扉で仕切り、水位を同じに調節して船舶を進ませる。
※門を入らない人々(1951)〈竹山道雄〉「ちょうど数段階の区画のある閘門(コウモン)を、船が持ち上げられながら通ってゆくときのようなものである」

出典:精選版 日本国語大辞典
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