●関西国際空港【かんさいこくさいくうこう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
関西国際空港
かんさいこくさいくうこう
Kansai International Airport
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デジタル大辞泉
かんさい‐こくさいくうこう〔クワンサイコクサイクウカウ〕【関西国際空港】
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世界大百科事典 第2版
かんさいこくさいくうこう【関西国際空港】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
関西国際空港
かんさいこくさいくうこう
大阪府泉佐野(いずみさの)市、泉南(せんなん)郡田尻(たじり)町、泉南市にまたがる国際拠点空港。会社管理空港の一つ。関西空港、関空ともよばれる。総面積は約1055万平方メートルで、二つの空港島に3500メートルと4000メートルの2本の滑走路がある(2016)。民間企業の関西エアポート株式会社が運営し、特殊会社の新関西国際空港株式会社が用地・施設を保有・管理する。2015年(平成27)の年間発着回数は約16万4000回、年間旅客数は約2321万人、年間取扱貨物量は約71万9000トンを数える。関西国際空港への交通機関としては、高速道路のほか鉄道(JR西日本、南海電鉄)が乗り入れ、大阪府心から鉄道で約30分で到達できる。
関西国際空港は、立地条件のため騒音問題や処理能力の限界に達した大阪国際空港(伊丹(いたみ)空港)にかわって、大阪湾泉州沖約5キロメートルの海上に設置された。1983年(昭和58)、空港設置が地元で承認され、翌1984年、官民共同出資の関西国際空港株式会社が設立されて本格的に事業が開始された。24時間空港の運用ができる国際空港で、経済的効果の面で他の空港に与える影響は小さくない。また、この空港は日本で初めてその計画に外国企業の参加を認めた空港で、空港旅客ターミナルの基本設計はイタリアのレンゾ・ピアノの案が採用された。1992年(平成4)の供用開始を予定していたが、漁業補償の交渉が遅れたことや埋立面積の増加、予想以上の軟弱な地盤のため地盤沈下対策を強化したこと、複雑なターミナルビル工事などで工期は約2年遅れて、1994年9月4日にようやく開港した。また事業費も大幅に増大し、当初は1期分で8200億円であったのが、付帯工事の追加や金利負担の増加によって、1兆4580億円となった。空港完成により大阪国際空港発着の国際線はすべてこの空港に移された。
2012年7月、関西国際空港は大阪国際空港と経営統合を行い、同年設立された新関西国際空港株式会社が両空港の管理・運営業務を開始した。その後、コンセッション(事業運営権の売却)が実施され、2016年4月より関西エアポート株式会社による運営が行われている。
[落合一夫・編集部 2016年11月18日]
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事典 日本の地域遺産
関西国際空港
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精選版 日本国語大辞典
かんさい‐こくさいくうこう クヮンサイコクサイクウカウ【関西国際空港】
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