●関門海峡【かんもんかいきょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
関門海峡
かんもんかいきょう
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朝日新聞掲載「キーワード」
関門海峡
(2019-10-09 朝日新聞 朝刊 山口・1地方)
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デジタル大辞泉
かんもん‐かいきょう〔クワンモンカイケフ〕【関門海峡】
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世界大百科事典 第2版
かんもんかいきょう【関門海峡】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
関門海峡
かんもんかいきょう
本州最西端と九州北端の間の狭い海峡。下関海峡(しものせきかいきょう)ともいう。瀬戸内海の西口にあたり、周防灘(すおうなだ)と響灘(ひびきなだ)とを結ぶ、西日本の海上交通上もっとも重要な水路となっている。最狭部は下関市壇之浦(だんのうら)と北九州市門司(もじ)の和布刈(めかり)との間で、早鞆ノ瀬戸(はやとものせと)という。幅約650メートル、水深20メートル、潮流最高8ノットで、大潮時には1.6メートルにも及ぶ水位差を生ずる。大陸および北九州と阪神とを結ぶ航路が集中し、航路上の難所として知られており、幅500メートル、水深15メートルとして整備されている海峡航路は強制水先区域となっている。この海峡の西口には、彦島(ひこしま)(面積9.8平方キロメートル)があって、その下関側は小瀬戸、門司側は大瀬戸に分かれるが、彦島の東の沖ノ洲一帯が1942年(昭和17)広大な埋立地に変わり、小瀬戸は下関漁港の入口となったので、大瀬戸がこの海峡の西口となっている。大瀬戸の海底部は42年に開通した山陽本線の鉄道トンネルが貫通している。一方、最狭部の早鞆ノ瀬戸の海底部にも関門国道トンネル(1958年開通)と新幹線の新関門トンネル(1975年開通)が貫通する。海峡をまたいでは中国自動車道と九州自動車道とを結ぶ自動車専用橋(6車線)の関門橋(1973年開通)が架かり、海底、海上、陸上(橋梁(きょうりょう))の三重の立体交通構造をもつのは世界でもほかに例がない。海峡を挟んで、港湾都市の下関と門司とが相対し、北九州工業地帯が展開している。関門海峡を大観するには、下関側の壇之浦からロープウェーで上る火の山公園が絶好の展望台で、夜の海峡を彩る「100万ドルの夜景」もすばらしい。
[三浦 肇]
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事典・日本の観光資源
関門海峡
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精選版 日本国語大辞典
かんもん‐かいきょう クヮンモンカイケフ【関門海峡】
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