@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

阿含【あごん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

阿含
あごん
サンスクリット語 āgamaの音写。「来ること」のから,釈尊によって説かれ後世伝承された教えの意となった。釈尊の教えを伝えた聖典さし,大乗仏教興起以後は,部派仏教のもつ経典をさすようになった。天台宗などで釈尊の説法を時間的に5つに分ける場合 (五時八教 ) ,『華厳経』を説いたのちの 12年間を阿含時といい,この期間にこの典を説いたとする。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

あごん【×含】
《〈〉āgamaの音写。来ることの意》
《万法の帰するところの意から》釈迦の説いた教え。経典。
小乗仏教異称

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

あごん【阿含】
釈尊の説教をまとめた初期仏教聖典。サンスクリットの〈アーガマāgama〉を音写した語。アーガマは〈伝承された教え〉を意味する。釈尊すなわちゴータマ・ブッダの入滅後,その教法(ダンマ)や教団規律(ビナヤ)は,記憶しやすい詩や短文の形で,口伝によって継承された。その後教団の確立にしたがい,教法は《経蔵Sutta‐piṭaka》に,規律は《律蔵Vinaya‐piṭaka》に,それぞれ集大成された。このうち経蔵は,長,中,相応,増支の阿含あるいはニカーヤnikāya(部)に分けられていて,全体を総称して阿含,阿含経という。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

精選版 日本国語大辞典

あごん【阿含】
〘名〙 (āgama の音訳。法帰、法蔵、教法、教、伝などと訳す) 仏語。
① 釈迦の説いた、いわゆる仏説の総称。中阿含、長阿含、増一阿含、雑阿含の四種がある。阿含経。
※十善法語(1775)一〇「阿含 三蔵経等に加上して、法相大乗、あるひは空無相の教を説く」 〔翻訳名義集‐四・十二分教〕
② 小乗経のこと。また、小乗経典の総称。阿含経。
※今昔(1120頃か)六「大乗を貴びて小乗を不崇(あがめ)ず、諸(もろもろ)の阿含(あごん)を受持せる者を見ては謗(そしり)て令捨(すてし)む」
※光悦本謡曲・大会(1538頃)「五時といっは、花厳、あごん、方等、般若、法華」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

阿含」の用語解説はコトバンクが提供しています。

阿含の関連情報

関連キーワード

ジェロニモス修道院発見記念碑ベレンの塔シバーガマ中阿含マーンドゥーキヤ・カーリカー阿含経インド洋

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation