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阿羅漢【アラカン】

デジタル大辞泉

あらかん【×阿羅漢】
《〈arhatの音写。応供(おうぐ)と訳す。尊敬を受けるに値する人の
のこと。仏の十号の一。
小乗仏教の最高の悟りに達した聖者。もはや学ぶことがないという意味で、無学ともいう。羅漢

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世界大百科事典 第2版

あらかん【阿羅漢】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

阿羅漢
あらかん

サンスクリット語のアルハトarhatの主格形アルハンarhanにあたる音写語で、「尊敬を受けるに値する者」の意。漢訳仏典では「応供(おうぐ)」あるいは「応」と訳す。仏教において、究極の悟りを得て、尊敬し供養される人をいう。もとは、仏教が興起したころの古代インドにおける優れた宗教的修行者をさす呼称であったが、仏教はそれを取り入れて仏の異名として用いた。しかし、後世の部派仏教(小乗仏教)では、仏弟子(声聞(しょうもん))の到達しうる最高の位をさし、仏とは区別して使われるようになった。これ以上学修すべきものがないので「無学(むがく)」ともいう。大乗仏教においては、阿羅漢は小乗の聖者をさし、大乗の求道者(菩薩(ぼさつ))には及ばないとされた。なお、「羅漢」は略称で、十六羅漢、五百羅漢などが知られている。

[藤田宏達]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

あらかん【阿羅漢】
〘名〙 (arhat の音訳。応供(おうぐ)、殺賊(せつぞく)、不生などと訳す)
① 小乗仏教の最高の悟りに達した聖者。羅漢。もはや、学ぶべきものがないので「無学」ともいう。
※観智院本三宝絵(984)下「いま又仏にあひたてまつりて阿羅漢の位を得つ」 〔勝鬘経‐一乗章〕
② 如来の十号の一つ。
③ 江戸時代の劇場の羅漢台にいる見物人を見たてていう。
※雑俳・川傍柳(1780‐83)四「あらかんの段々殖る大あたり」
[語誌]元来は倶舎論・大智度論などによる仏教語。日本では、仏教関係の書で本来の意味(「悟りそのもの」及び「悟りを得た人」「悟りに到達して得る位」)に使われたほか、仏教説話や歌謡を通じて一般にも使われた。主に禅宗で崇拝されたため、鎌倉期以後「羅漢さん」として信仰が広まった。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

阿羅漢
あらかん
羅漢」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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