●降水量【こうすいりょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
降水量
こうすいりょう
amount of precipitation; rainfall amount
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デジタル大辞泉
こうすい‐りょう〔カウスイリヤウ〕【降水量】
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世界大百科事典 第2版
こうすいりょう【降水量】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
降水量
こうすいりょう
地面に降る雨(雨量)や雪などの量。たらいのような容器を水平に置き、その中にたまった水の深さで表す。気象観測では雨量計、雪量計を用いて降水量を測る。
降水量はミリメートルで表すが、国によってはインチを使う。1日分の降水量を日(にち)降水量という。自記雨量計の観測では普通、夜半から次の夜半までの量を日降水量とするが、記録式でない雨量計のときは、観測時刻を決めて前24時間の降水量を求める。この時刻を日界(にっかい)とよぶ。雨や雪は降らない日のほうが多く、降っても大雨になるのはまれであるから、日降水量の度数を統計すると、降水量ゼロに山をもつ分布曲線になる。日降水量を積算した値を月降水量、年降水量などと名づける。目的によっては、1時間降水量とか10分間降水量が必要なこともある。短い時間の降水量は降水強度ともいわれる。地球全体での年平均降水量は約900ミリメートルと見積もられているが、世界の最多雨地といわれる北東インドのチェラプンジでは、年降水量の平均が1万0820ミリメートルで、2万6000ミリメートル以上も降った年がある。日本の年平均値は2000ミリメートル程度と推定されているが、屋久島(やくしま)では8000ミリメートルも降る所がある。24時間降水量の最大値としては1976年(昭和51)9月11日の台風第17号による、徳島県那賀(なか)川上流の日早(ひそう)で観測された1138ミリメートルである。
[篠原武次]
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精選版 日本国語大辞典
こうすい‐りょう カウスイリャウ【降水量】
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