●院政時代【インセイジダイ】
デジタル大辞泉
いんせい‐じだい〔ヰンセイ‐〕【院政時代】
平安後期、白河・鳥羽・後白河3代の上皇(一説に、後鳥羽上皇の代も含む)による院政が行われた時代。上皇が院宣や、院の庁下文(くだしぶみ)を発給するなどして国政を掌握し、その実権は朝廷・摂関家をしのいだ。のちに武家政権と対立した。
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世界大百科事典 第2版
いんせいじだい【院政時代】
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精選版 日本国語大辞典
いんせい‐じだい ヰンセイ‥【院政時代】
日本史上の時代区分の一つ。白河、鳥羽、後白河上皇三代の院政が行なわれた時代の応徳三年(一〇八六)から建久三年(一一九二)までの約一〇〇年間が中心となるが、藤原氏が摂関として政権を取った時代と、鎌倉幕府が朝廷に優越する政権となった時代との中間の時代と考えれば、後三条天皇即位の治暦四年(一〇六八)から後鳥羽上皇の退位した承久の乱の承久三年(一二二一)までの約一五〇年間がこれに当たる。
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