●陣屋【じんや】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
陣屋
じんや
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デジタル大辞泉
じん‐や〔ヂン‐〕【陣屋】
2 平安時代、宮中の警固にあたった兵士の詰め所。また、その兵士。陣。
3 江戸時代、城をもたない小大名や交代寄合の屋敷。また、旗本・郡代・代官などの支配地における役宅や屋敷。
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世界大百科事典 第2版
じんや【陣屋】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
陣屋
じんや
古代では宮中を警固(けいご)する衛士(えじ)の詰所、中世では合戦の際に軍兵の駐屯する軍営を称した。江戸時代になると、無城の大名や交替寄合(こうたいよりあい)の館舎をよぶようになり、一般には代官や旗本の支配地における役宅や屋敷、用水方の御普請(ごふしん)詰所をさすようになった。そのため軍事上よりも、民政の拠点を意味するようになった。陣屋は城に準ずるもので、土塁や堀はあるが、高い石垣はない。陣屋内には居館、役所、家臣の役宅や土蔵、調練場などが配置されている。代官陣屋は幕府の地方行政の拠点であり、代官の官舎の本陣、公用を執務する役所、米蔵、運上蔵、手付(てづき)や手代(てだい)の官舎である小屋や長屋、牢屋(ろうや)を総称する。普通は白壁の高塀、やぶ、溝または空堀で境界をつくっている。陣屋の建物は各村の負担や郡中割によって新築・修復されたが、陣屋が廃止されると、敷地とともに農民に払い下げている。
[村上 直]
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精選版 日本国語大辞典
じん‐や ヂン‥【陣屋】
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旺文社日本史事典 三訂版
陣屋
じんや
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