●陪従【ベイジュウ】
デジタル大辞泉
べい‐じゅう【▽陪従】
[名](スル)
1 天皇・貴人に付き従って行くこと。また、その人。供人。供奉(ぐぶ)。ばいじゅう。
2 賀茂・石清水(いわしみず)・春日の祭りなどに、神前で行われる東遊(あずまあそび)の舞で、舞人に従って管弦や歌を演奏する地下(じげ)の楽人。ばいじゅう。
1 天皇・貴人に付き従って行くこと。また、その人。供人。供奉(ぐぶ)。ばいじゅう。
2 賀茂・石清水(いわしみず)・春日の祭りなどに、神前で行われる東遊(あずまあそび)の舞で、舞人に従って管弦や歌を演奏する地下(じげ)の楽人。ばいじゅう。
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ばい‐じゅう【陪従】
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精選版 日本国語大辞典
ばい‐じゅう【陪従】
〘名〙 (「ばい」「じゅう」はともに「陪」「従」の慣用音)
① 貴人につき従って行くこと。供をすること。また、その人。随行。べいじゅう。ばいしょう。〔運歩色葉(1548)〕 〔斉書‐予章文献王伝〕
② (近衛使につき従うところから) 古く、宮中や加茂・石清水などの祭に行なった御神楽や東遊のときに、舞人に従って音楽を奏した人、および歌人。べいじゅう。ばいしょう。
※金刀比羅本保元(1220頃か)下「在俗の時は、陪従(バイジウ)にて内侍所の御神楽に参ける」
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べい‐じゅう【陪従】
〘名〙
① 天皇の行幸などに供としてつき従うこと。また、その人。供奉(ぐぶ)。ばいじゅう。
※万葉(8C後)二〇・四二九三・題詞「先太上天皇詔二陪従王臣一曰」
※色葉字類抄(1177‐81)「陪従 ベイジウ」
② 賀茂・石清水(いわしみず)・春日の祭などに神前で行なわれる東遊(あずまあそび)の舞で、舞人に従って管弦や歌を演奏する地下(じげ)の楽人。ばいじゅう。
※宇多天皇御記‐寛平元年(889)一〇月二四日「又習二東舞一。而選近衛府官人之中堪二歌曲一者十五人為二陪従一」
※源氏(1001‐14頃)若菜「へいしうも、石清水・賀茂の臨時の祭などに召す人々の、道々の、殊に勝れたる限りをととのへさせ給へり」
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