●際【キワ】
デジタル大辞泉
きわ〔きは〕【際】
1 あと少しで別のものになろうとするぎりぎりのところ。境目。また、物の端。「がけの
2 ある物にきわめて接近した所。すぐそば。「戸口の
3 物事がそうなろうとするまさにそのとき。「今わの
4 物事の窮まるところ。限界。際限。
「世に悲しきことの―にはおぼえ侍りしを」〈源・柏木〉
5 身分。家柄。分際。
「いとやむごとなき―にはあらぬが」〈源・桐壺〉
6 才能・器量などの程度。
「取る方なく口惜しき―と、優なりとおぼゆばかりすぐれたるとは、数ひとしくこそ侍らめ」〈源・帚木〉
7 物事の程度。ほどあい。
「はしたなき―に熱かりければ」〈大鏡・道長下〉
8 江戸時代、年末・節季の決算期。
「―の日和(ひより)に雪の気づかひ/惟然」〈続猿蓑〉
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さい【際】
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さい【際】[漢字項目]
[学習漢字]5年

1 二つの物が接する所。限りのところ。きわ。はて。「際涯・際限/分際(ぶんざい)・辺際」
2 出会う。「際会」
3 接してまじわる。「学際・交際・国際」
4 時。場合。「実際」

[難読]今際(いまわ)
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ざい【▽際】
「時宗(ときむね)やらぬの逃さぬのと、女子の―にあんまりな」〈浄・百日曽我〉
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きわ きは【際】
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ぎわ ぎは【際】
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さい【際】
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ざい【際】
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さい‐・する【際】
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さい‐・す【際】
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