●隣人愛【リンジンアイ】
デジタル大辞泉
りんじん‐あい【隣人愛】
1 キリスト教で、他者への愛。
2 自分のまわりにいる、身近な人々への愛。
2 自分のまわりにいる、身近な人々への愛。
出典:小学館
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世界大百科事典 第2版
りんじんあい【隣人愛】
キリスト教倫理の根本原理。旧約聖書《レビ記》19章18節に〈あなた自身のようにあなたの隣人を愛さなければならない〉とある。イエスは,神を愛することとともに,この隣人への愛こそもっともたいせつな戒めだと教えた(《マタイによる福音書》22:39)。また,今助けを必要としている人の隣人になってあげることにその意味があるとして,善きサマリア人のたとえを語った(《ルカによる福音書》10:25以下)。自己を重んじることもまたこれに含まれる。
出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典
りんじん‐あい【隣人愛】
〘名〙
① 身近な人々への愛。
※悟浄出世(1942)〈中島敦〉四「隣人愛の教説者として有名な無腸公子の講筵(こうえん)に列した時は」
② キリスト教で、他者への愛。
※チャンス(1946)〈太宰治〉「キリストの愛、などと言ひ出すのは大袈裟だが、あのひとの教へる『隣人愛』ならばわかるのだが」
出典:精選版 日本国語大辞典
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