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【みやび】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


みやび
日本文学の美的理念の一つ。「みやび」は「宮ぶ」から出た言葉で,宮廷風であることが本来の味で,それが美意識の次元まで高められたもの。都会的な文化と密着し,都会人の繊細で鋭敏な感受性によって見出された,上品で優雅な,知的に洗練された情趣美であって,粗暴,やぼ,無知などに背反する。実生活の日常性から遊離した宮廷生活の風流で遊戯的な雰囲気のなかでの産物である。奈良時代末期からすでにみられるが,平安時代に入って京都を舞台として展開された貴族文化の美意識の核心をなしていた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

が【雅】
[名・形動]みやびやかなこと。奥ゆかしいこと。また、そのさま。風流。
「馬が尿(いばり)するのをさえ―な事と見立てて」〈漱石草枕
[名]詩経」の六義(りくぎ)の一。王朝の儀式宴席でうたわれた詩歌大雅小雅に分かれる。

出典:小学館
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が【雅】[漢字項目]
常用漢字] [音](漢) [訓]みやび みやびやか
洗練されていて上品なこと。風流なこと。みやびやか。「雅趣雅遊温雅閑雅古雅高雅清雅典雅風雅優雅
正しい。「雅歌雅楽雅言雅量博雅
平素からの。「雅意」
詩経」に説く、六義(りくぎ)の一。「小雅大雅
他人に対して敬意を表す語。「雅兄
[名のり]ただ・ただし・つね・なり・のり・ひとし・まさ・まさし・まさり・まさる・もと
[難読]雅楽頭(うたのかみ)

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デジタル大辞泉プラス

雅(みやび)
株式会社小樽海洋水産(北海道小樽市)が製造する調味料原料アマエビを使用した醤油(魚醤)。

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世界大百科事典 第2版

が【雅】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

精選版 日本国語大辞典

が【雅】
〘名〙
① (形動) 正しく善いこと。きちんとして上品なこと。また、そのさま。
② (形動) みやびやかなこと。おくゆかしいこと。また、そのさま。風流。
※翰林五鳳集(1623)一一「蓋予与祥寿翁旧交、非一日之雅也」 〔新書‐道術〕
③ 趣味の高尚なこと。
④ 「詩経」の六義(りくぎ)の一つで、風、頌とともに内容上の分類の一つ。周の王室のことをうたったもので、大雅と小雅に分かれる。
※古今(905‐914)真名序「和歌有六義。一曰風、二曰賦、三曰比、四曰興、五曰雅、六曰頌」 〔詩経‐大序〕
⑤ 他人の言行、詩文などにつけるほめことば。「雅兄」

出典:精選版 日本国語大辞典
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まそ・し【雅】
〘形ク〙 正しい、明確である、の意か。
※書紀(720)景行一七年三月・歌謡「命の 摩曾祁(マソケ)む人は 畳薦(たたみこも) 平群(へぐり)の山の 白橿(しらかし)が枝を 髻華(うづ)に挿せ この子」

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みや‐び【雅】
〘名〙 (形動) (動詞「みやぶ(雅━)」の連用形の名詞化)
① 宮廷風で上品なこと。都会風であること。また、そのさま。洗練された風雅。優美。
※書紀(720)継体七年八月(前田本訓)「是に、月の夜に清談(ものかたり)して、不覚(おろか)に天暁(あ)けぬ。斐然(ふみつくる)(ミヤヒ)、忽に言に形る」
② 恋の情趣を解し、洗練された恋のふるまいをすること。
※伊勢物語(10C前)一「昔人は、かくいちはやきみやびをなんしける」
③ すぐれた風采(ふうさい)。りっぱな姿。
※書紀(720)仁徳即位前(前田本訓)「大王(きみ)は風姿(ミヤヒ)岐嶷(いこよか)にまします」

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