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集成材【しゅうせいざい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

集成材
しゅうせいざい
glue laminated wood/laminated wood
ひきまたは小角材の繊維方向をほぼ平行にし,長さ,幅,厚さ方向に成,接着した材の総称。従来の木材比べ製材の際にでる派生材の再生利用が可能で,また加工により木材のや割れ,目切れなどを除いて適切な強度断面をつくりだせる,乾燥材の使用で材の狂いやゆがみが避けられる,長大材や曲げ材などの特殊形状の材をつくりだせる,などの利点がある。品質は日本農林規格 JASによって規定。建物内部の造作に用いる造作用と,構造部材の構造用に大別され,造作用は強度が重視され,特に強度に影響する接着剤はきびしく限定されている。このうち幅 15cm以上,断面積 300cm2以上の大面積のものは,耐火性が認められており,一般木造建築の高さ制限,面積制限をこえる建物を建築することができる。 1989年の建築基準法の改正で大型の木造建築が建てられるようになった背景もあり,近年では集成材による大木造建築がみられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

しゅうせい‐ざい〔シフセイ‐〕【集成材】
多数の板材・角材を接着剤で接合して作った積層材。薄い単板を接着した合板単板積層材と区別していう。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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リフォーム用語集

集成材
ひき板や小さい角材を平行にそろえ、長さ、、厚さ方向に接着して大きい木材に集成したもの。強度にばらつきがなく、自由な大きさやをつくれ、割れや狂いが生じにくい。造作用集成材、構造用集成材、大断面構造用集成材などがある。

出典:リフォーム ホームプロ
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農林水産関係用語集

集成材
板材(ラミナ)を繊維(木目)の方向が平行になるように、長さ、幅、厚さの各方向に接着した製品。柱材等の構造用集成材と階段材、床材等の造作用集成材に大別。

出典:農林水産省

世界大百科事典 第2版

しゅうせいざい【集成材 laminated wood】
木材の繊維方向に長く切削加工したひき板あるいは小角材を,繊維方向を互いに平行にして接着剤を用いてはり合わせた材料で,おもに建築における柱,はりのような骨組材に用いる。集成材は優れた木材の性質をそのまま引きついでいるばかりではなく,一般の製材品では得られない特徴をさらに付け加えてもっている。すなわち,(1)ひき板,小角材を集成することによって要求される寸法,形状の材料を比較的自由に造ることができる。大断面材,数十mに及ぶ長大材が製造されている。

出典:株式会社平凡社
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家とインテリアの用語がわかる辞典

しゅうせいざい【集成材】
厚さ25~50mmの木材の板を層状に接着してブロック材にしたもの。任意の大きさにすることが可能で、アーチなど湾曲した形状にもできる。節・割れなどがなく、乾燥済みのため狂いも少ない。

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
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日本大百科全書(ニッポニカ)

集成材
しゅうせいざい
laminated lumber

製材した板(ラミナーlaminar)を乾燥し、繊維方向を平行にして、長さ、幅、厚さ方向に集成接着した材。そのおもな特長は、大きな節や割れのような木材の欠点を分散または取り除き、木材の不均一性からくる狂いや乾燥時の割れや反(そ)りが少ない点にある。したがって、製材品より強く、使用時の安定性も高い。また、小径材や残材から長大材ができ、断面寸法などを設計条件から合理的に決められる。形状が湾曲したものも製造可能であり、化粧と構造とを兼ね備え、体育館やレストランなどに使用される例も多い。集成材の製造基準は日本農林規格(JAS(ジャス))で決められているが、造作用と構造用に大きく区分され、さらに表面に天然木目の薄板を張って美観を与えた化粧張りと、そうでないものとに分類されている。とくに柱や長押(なげし)、鴨居(かもい)など内装造作材は日本特有のものである。諸外国では構造用が主体で、その断面が大きく、防火上の安全性が高いことからheavy timber construction(重木構造)とよばれる集成材構造の建築物がある。

[有馬孝

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

しゅうせい‐ざい シフセイ‥【集成材】
〘名〙 二・五センチメートル以上のひき板を、繊維方向を同じにして重ね、接着した合成材。小材で長大な構造材や湾曲材をつくることができる。

出典:精選版 日本国語大辞典
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