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雉・雉子【きじ】

大辞林 第三版

きじ【雉・雉子】
キジ目キジ科の鳥。雄は全長80センチメートルほど、尾が長く40センチメートル 近くあり、深緑色を主色とした羽色で美しい。雌は雄より小さく、全身黄褐色で尾が短い。地上で餌えさをとり、早春の発情期に雄はケンケーンと鋭い声で鳴く。日本特産種で、1947年(昭和22)国鳥に指定。北海道以外の各地に分布。キギス。キギシ。 [季] 春。 父母のしきりに恋し-の声 /芭蕉

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

きじ【雉・雉子】
〘名〙
① キジ科の鳥。形はニワトリに似るが尾が長く、全長約八〇センチメートル。雄は暗緑色を主体とした羽色で、複雑な模様があり、目の周囲は赤色の皮膚が裸出する。尾は四〇センチメートル弱で、とがり、灰褐色の地に多数の黒帯がある。雌はやや小さく、尾は二〇センチメートル前後。全体に黄褐色で、黒褐色の斑紋が散在。草原、低木林、林縁などにすみ、地上性で、草木の実や昆虫などを食べる。四~七月の繁殖期に雄はケン・ケーンと二声に鳴く。日本特産で、本州・四国・九州に分布。日本の国鳥。学者によってはアジア大陸産のコウライキジも同種とする。きぎす。きぎし。《季・春》
※古今(905‐914)雑体・一〇三三「春の野の繁き草葉の妻恋ひにとび立つきじのほろろとぞなく〈平貞文〉」
② キジ科の鳥のうち、キジに近縁な鳥の総称。大形、雌雄異色で、尾の比較的長い点で共通の特色があり、ヤマドリ、キンケイ、ギンケイや、ときにはクジャクまでも含む。キジ類と総称されるが、分類学上のグループではなく、ウズラ、シャコ類との間に線を引くことができない。唯一種を除いて、すべてアジア南部産。
③ 「きじやき(雉焼)」のこと。
※雑俳・柳多留‐四〇(1807)「俗ぶつさ鰹に雉子の味(あぢ)をつけ」
[語誌]万葉東歌、記紀歌謡の仮名表記には「きぎし」とあり、古くは多く「きぎし」と呼ばれていたが、「古今六帖」には「きじ」が項目名となっており、「きじ」が六首、「きぎす」が二首見られる。後者は共に万葉の歌だが、「きぎし」から「きぎす」に移行した時期は不明。

出典:精選版 日本国語大辞典
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