●雑袍【ざっぽう】
世界大百科事典 第2版
ざっぽう【雑袍】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
精選版 日本国語大辞典
ざっ‐ぽう ‥パウ【雑袍】
〘名〙 直衣(のうし)をいう。平安時代以来、天子・摂家・公卿が平常に着用した衣服。ぞうほう。
※殿暦‐康和四年(1102)正月一九日「其次師重雑袍之宣旨并五位蔵人顕国、六位蔵人宗章禁色を被レ免云々」
※高野本平家(13C前)一「禁色雑袍(ザッハウ)をゆり、綾羅錦繍を身にまとひ」
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
ぞう‐ほう ザフハウ【雑袍】
〘名〙 直衣(のうし)をいう。ざっぽう。
※色葉字類抄(1177‐81)「雑袍 衣裳部 サフハウ」
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
ざっ‐ぽう〔‐パウ〕【雑×袍】
直衣(のうし)のこと。ぞうほう。
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「雑袍」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●雑袍の関連情報