@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

雷神【らいじん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

雷神
らいじん
イカズチノカミともいう。霊を司る神。蛇形をした小童であると考えられていた。雷神としてはカモワケイカズチノカミが知られるが,菅原道真怨霊と結びついてその眷属神となり,天神信仰交渉をもつにいたった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

らい‐じん【雷神】
かみなりを起こすと信じられた神。ふつう虎の皮の褌(ふんどし)をした鬼が、輪形に連ねた太鼓を負い、手にばちを持った姿で描かれる。古くは水神の性格も持つものとされた。 夏》風神

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

らいじん【雷神】
雷を神格化した神。雷電様(らいでんさま),鳴神(なるかみ),ドンド神,ハタ神,イナズマ様,イカヅチ,カミナリなど雷鳴や雷光にもとづく名称が多い。雷神は水神かつ火神として,天と地をつなぐ媒介者とみなされ,また雷はカンダチと称せられるように神の示現をも意味した。雷神は日神の分身であり,水火両面をつかさどるところから,鍛冶神とも深いつながりをもつが,一方ではイナズマ,イナビカリといわれるように稲の豊作をもたらす神とされ,雷の落ちた水田に青竹をたてしめ縄をはる風習が各地でみられた。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

雷神
らいじん

雷鳴と稲妻を神格化したもの。雷(かみなり)をおこす神。津村淙庵(そうあん)の『譚海(たんかい)』(1795)によれば、東西南北の中央に雷神があり、その名号(みょうごう)は『最勝王経』にあるとあり、その名号を書いた札を天井に貼(は)っておくと雷が落ちないという。稲妻というように稲の豊作をもたらす神とされ、落雷の多い関東平野などでは、田畑に落雷があるとその場所は1年だけ作物をつくらず注連(しめ)を張っておくという。陸稲を多くつくる関東平野では雨がないと困るので雷神を祀(まつ)った小祠(しょうし)が多くみられる。茨城県の筑波山麓(つくばさんろく)では、雷鳴がおこると青年が長い竹の先に鎌(かま)をつけたものを担いで田の周りを歩き、雷神を追い払う習俗がある。栃木県は全国でいちばん雷の多い土地であり、同県栃木市旧大平(おおひら)町地区には雷電神社というのが数社ある。福島県も雷の多い土地として知られ、雷神の小祠が集落単位で祀られている。わが国では古代以来雷神信仰がみられ、『日本書紀』などでは神体は蛇体とされている。平安時代には、御霊(ごりょう)信仰と結び付き、北野天満宮に祀られている菅原道真(すがわらのみちざね)は火雷(からい)天神ともいわれ、これを祀っている所には落雷することはないといわれている。『北野天神縁起』絵巻などに、雷神は鬼の形で、手に桴(ばち)を持ち連太鼓を負う姿で描かれている。また美術では、風神と一対になって造形されるのが例である。

[大藤時彦]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

動植物名よみかた辞典 普及版

雷神 (ライジン)
学名:Agave potatorum var.verschaffeltii
植物。リュウゼツラン科の園芸植物

出典:日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」
(C) Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

らい‐じん【雷神】
〘名〙 雷鳴と稲妻を神格化したもの。かみなりを起こす神。鬼に似た姿をして虎(とら)の皮のふんどしをしめ、輪形に連ねた太鼓を負い、手にばちを持つとされる。いかずちの神。なるかみ。《季・夏》
※源平盛衰記(14C前)二四「雷神(ライシン)磐石を砕きて、船筏を下しき」 〔宋史‐礼志〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典

雷神
(通称)
らいじん
歌舞伎・浄瑠璃の外題。
元の外題
雷神不動北山桜
初演
寛保2.1(大坂・佐渡島座)

出典:日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」
(C) Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

雷神」の用語解説はコトバンクが提供しています。

雷神の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation