@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

雷管【らいかん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

雷管
らいかん
blasting cap; detonator
金属管に起爆薬を詰めた火工品打撃火炎電気火花などで容易に着火爆発し,本体の爆薬爆轟 (爆薬がそれ自体の有する最大威力を発揮する完全爆発のこと) に導く装置。打撃法は銃砲薬莢用に古くから用いられた。火炎,電熱法は,工業雷管に用いられ,特に後者電気雷管 (→電気発破 ) といわれる。鉱山土木工事軍事などに用いられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

らい‐かん〔‐クワン〕【雷管】
火薬の起爆に用いる、金属製の容器雷汞(らいこう)などを詰めたもの。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

らいかん【雷管 detonator】
火工品の一つで,爆薬または火薬を爆発させるために起爆薬その他を雷管体に装てん(塡)したもの。ダイナマイトなど爆薬を起爆するために用いられるのが工業雷管電気雷管であり,それぞれ導火線や電気で点火される。火薬に点火するための雷管としては銃用雷管があり,小口径銃器用の実包,空包や大砲発射薬などに点火するために用いられる。これには撃針の打撃によって発火する撃発式と,電気始動の電気式とがある。撃発式には発火金のついたもの(図)と発火金のないものとがある。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

らいかん【雷管】
火薬類の起爆点火装置。雷汞らいこう・窒化鉛などの起爆剤を金属容器につめたもの。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

雷管
らいかん
blasting fuse英語
blasting cap米語
爆薬または火薬を爆発させるために、点火薬または起爆薬、装填(そうてん)薬その他を管体に装填したもので、火工品の一種である。工業雷管は最初スウェーデンのノーベルがニトログリセリンを確実に起爆するために発明した(1864)。ニトログリセリンは爆発すれば強力な爆薬であるが、黒色火薬と異なり、火をつけただけではかならずしも爆発しないからである。
 爆薬を起爆するために用いられる雷管には軍用と工業用のものがあるが、工業用雷管には工業雷管と電気雷管がある。発射薬に点火するための雷管としては銃用雷管がある。
 現在使われている工業雷管は、管体に添装薬を詰め、その上に起爆薬をのせ、内管で押さえたもので、その上部に導火線を挿入して口締めして使用する。電気雷管は導火線のかわりに点火薬により電気的に点火する。銃用雷管には刺突(しとつ)式、撃発式と電気式がある。刺突式は撃針の刺突作用によって発火し、撃発式は銃砲の撃針でたたくことによって発火し、電気式は電気的に発火する。[吉田忠雄・伊達新吾]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

らい‐かん ‥クヮン【雷管】
〘名〙
① 金属製の容器に雷汞(らいこう)を主剤とする起爆薬を詰めたもの。発射薬、爆発薬、炸薬などの起爆に用いる。〔慶応再版英和対訳辞書(1867)〕
② 落雷のために砂地の砂粒が溶解して管状になったもの。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

化学辞典 第2版

雷管
ライカン
detonator

火薬または爆薬を点火または点爆するために,起爆薬を容器に装填したもの.容器としては金属またはプラスチックが用いられる.実砲,空砲などに装着して無煙火薬に点火するものを点火用雷管と称し,銃用雷管がこれに属する.爆薬に装着して点爆するためのものを点爆用雷管と称し,工業雷管,電気雷管がこれに属する.工業雷管は導火線を用いて点爆し,電気雷管は通電により点火玉が発火して点爆する仕組みとなっている.電気雷管は通電してそのまま点爆させる瞬発電気雷管,電気点火と点爆との間に延時薬を入れた段発電気雷管がある.段発電気雷管の時間間隔を0.25 s おきにしたものをDS,10~25 ms 間隔にしたものをMSという.このほかに通電から点爆までの時間を0.1 ms 以下にした地震探鉱用電気雷管というものもある.瞬発電気雷管では,通電から点爆まで2 ms 程度である.雷管には内部に詰められている高性能爆薬の量によって1号から10号までがあり,号数が大きくなるにつれて薬量が増加して強力になる.世界的には6号雷管がもっとも普通に用いられる.JISでは管長35 mm,外径6.5 mm,点爆薬0.4 g,添装薬0.45 g である.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
東京工業大学名誉教授理博 吉村 壽次(編集代表)
信州大学元教授理博 梅本 喜三郎(編集)
東京大学名誉教授理博 大内 昭(編集)
東京大学名誉教授工博 奥居 徳昌(編集)
東京工業大学名誉教授理博 海津 洋行(編集)
東京工業大学元教授学術博 梶 雅範(編集)
東京大学名誉教授理博 小林 啓二(編集)
東京工業大学名誉教授 工博佐藤 伸(編集)
東京大学名誉教授理博 西川 勝(編集)
東京大学名誉教授理博 野村 祐次郎(編集)
東京工業大学名誉教授理博 橋本 弘信(編集)
東京工業大学教授理博 広瀬 茂久(編集)
東京工業大学名誉教授工博 丸山 俊夫(編集)
東京工業大学名誉教授工博 八嶋 建明(編集)
東京工業大学名誉教授理博 脇原 將孝(編集)

Copyright © MORIKITA PUBLISHING Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

雷管」の用語解説はコトバンクが提供しています。

雷管の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation