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電子マネー【デンシマネー】

知恵蔵

電子マネー
貨幣をそれと同額の価値を表現するデータに交換し、ネットワークや専用端末などを利用してそのデータを変更することで貨幣価値の移転を行い、支払いやチャージ(価値の追加)に充てることができるようにしたシステム。主に、少額の決済を電子化するために開発された。クレジットカードやオンラインバンキングなどと異なり、決済時に本人確認が不要で手軽に使えるのが特徴。電子マネーの形態としては、Suica(スイカ)やEdy(エディ)のようにICカードや携帯電話端末など、使用者が携帯する物体に専用のICを内蔵してデータを書き換えるタイプと、WebMoney(ウェブマネー)やBitCash(ビットキャッシュ)のようにインターネット上のサーバーや専用ソフトをインストールしたパソコンにデータを記録し、支払者の端末操作によって支払いを行うタイプとがある。前者は店頭での買い物などの一般社会での支払い、後者はデジタル・コンテンツの購入やインターネットサービスの利用手数料の支払いなどに向く。貨幣の代わりなので、特定の商品やサービスの支払いに限定されることはないが、電子マネー相互に互換性がないため、それぞれの電子マネーの支払いに対応した店舗やウェブサイトなどでしか使えないという制限がある。
(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

電子マネー
金銭と同等の役割をもつ電子データを収容する媒体またはその電子データ。支払い方式として、プリペイド(前払い)式のものとポストペイ(後払い)式のものがある。形態として、非接触型ICチップ搭載型(カードや携帯電話)とネットワーク上で用いるネットワーク型のものがある。非接触型ICチップ搭載のカード型電子マネーとして、先発のEdy(エディ)の他、Suica(スイカ)やPASMO(パスモ)、ICOCA(イコカ)など鉄道会社によるものが先行していたが、2007年4月にセブン&アイ・ホールディングス、イオンの流通グループがそれぞれ独自に電子マネーを発行した。短期間で発行枚数が100万枚を超えるなど、急速な広がりをみせている。支払いの簡便さの他にカードによっては利用額に応じたポイント給付制度がある、クレジットカードとの連携で一定額以下になると自動的に入金(オートチャージ)できるなどの利点がある一方、電子マネーを用いたクレジットカード不正使用も起きている。金銭のやり取りを数字として把握できるものの実感としてつかみにくいため、家計管理上、意識的に把握することが必要である。
(重川純子 埼玉大学助教授 / 2008年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

パソコンで困ったときに開く本

電子マネー
パソコン用のソフトやICカード、サービス会社のサーバーなどに所持金のデータを記録しておき、そのデータで決済を行う仕組みのことです。Edy(エディー)やSuica(スイカ)、WAON(ワオン)など、いろいろな種類があります。「おサイフケータイ」は、電子マネー機能をもった携帯電話のことです。
⇨FeliCa

出典:(株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本

朝日新聞掲載「キーワード」

電子マネー
カードや携帯電話を端末にかざすだけで、電車に乗ったり、買い物したりできる。お金を電子情報として記録したIC(集積回路)チップが搭載されており、現金を使わずに支払いができる。
(2009-03-09 朝日新聞 朝刊 栃木全県 1地方)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉

でんし‐マネー【電子マネー】
electronic money》デジタルデータ化された貨幣。ICカードに情報を書き込みクレジットカードのように利用する形態(ICカード型電子マネー)、インターネット上でデータとして流通する形態(ネットワーク型電子マネー)、およびプリペイドカード型電子マネーとがある。ICカード型は、現金やクレジットカードを使わない支払いに、ネットワーク型とプリペイドカード型はオンラインショッピングの決済などに使われる。いずれも資金決済法適用を受ける。電子貨幣電子通貨デジタルキャッシュエレクトロニックマネー

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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ブランド用語集

電子マネー
電子マネーとは現金と同様に決済に用いることができる電子情報のことをいう。インターネットや店舗での小口決済などに用いられる。

出典:(株)トライベック・ブランド戦略研究所
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IT用語がわかる辞典

でんしマネー【電子マネー】
現金やクレジットカードではなく、電子的なデータのやり取りによって決済するサービスの総称。ICカードや携帯電話を利用して決済するものとインターネットのコンピューターネットワーク上で決済するものがある。◇「電子貨幣」「電子通貨」「電子キャッシュ」「デジタルキャッシュ」ともいう。

出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
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世界大百科事典 第2版

でんしマネー【電子マネー electronic money】
電子マネーとは,紙のお札などを置き換えていく,新しいディジタル貨幣システム。大蔵省の電子マネーおよび電子決済の環境整備に向けた懇談会報告書(1998年6月17日)によると,〈電子マネー〉とは,利用者から受け入れられる資金(〈発行見合資金〉)に応じて発行される電磁的記録を利用者間で授受,更新することによって決済が行われる仕組み,または,その電磁的記録自体をいうこととされている。また,〈電子マネー・電子決済〉とは,電子マネーを含め,決済に関する情報が電磁的な方法により処理され,そのプロセス全体を管理する責任を有する単一の主体が存在しない決済の仕組みをいうこととされている。

出典:株式会社平凡社
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

電子マネー
でんしマネー
electronic money
金銭の価値を ICカードなどに蓄積する電子情報に置き換え,商品購入の際の少額決済をするシステム。大きく分けて二つのタイプがある。(1) 現金情報をあらかじめ ICカードに記録(チャージ)し専用端末を通じて決済するプリペイドカード型。(2) デジタルコンテンツを購入するためにインターネット上のみで使われるサーバ型。(1)は金融機関の現金自動預入支払機 ATMや店頭の専用チャージャー,クレジットカードなどを利用して,一定の金額を ICカードにチャージし,専用の端末で商店での買い物や交通機関の代金の決済を行なうもので,2001年からサービスを開始した Edyや東日本旅客鉄道の Suicaなどがある。(2)はオンラインゲーム,音楽,ソフトウェアなどデジタルコンテンツを販売する業者向けに開発されており,若年層に使用者が多い。(1)に相当する電子マネーのカード発行数は年々伸びており,入金された総額も巨大な額となっている。与信機能を使った後払い方式のクレジットカードは通常,電子マネーとは区別される。(→ICカード乗車券

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)

電子マネー
でんしまねー
Electronic Money
従来からある硬貨や紙幣という物理的な「通貨」ではなく、ネットワークやICカードなどを使って電子的に通貨に相当する機能を事業者が提供する私製貨幣(代用貨幣)である。
 電子的に通貨のやりとり(支払いと受取り)ができるという意味では銀行での振込みやクレジットカードも広義では電子マネーと考えることもできるが、狭義ではプリペイド型の支払いシステムをさすことが一般的である(ただし、NTTドコモのiD(アイディ)、Visa(ビザ)のVISA TOUCH(ビザタッチ)、JCBのQUICPay(クイックペイ)のようなクレジットカード機能の拡張としてのポストペイドシステムも電子マネーとよばれることがある)。
 電子マネーの具体的な例としては非接触型ICカードを使うSuica(スイカ)、ICOCA(イコカ)、PASMO(パスモ)などの交通事業者系のもの、nanaco(ナナコ)、WAON(ワオン)などの流通事業者系のもの、Edy(エディ)などの独立系のものに分かれる。また、プリペイドカードを店頭などで購入し、そのカード番号を入力する方式によるインターネットでの決済を目的としたものとして、WebMoney(ウェブマネー)、BitCash(ビットキャッシュ)などがある。
 さらに、非接触型ICカードを使う電子マネーは携帯電話機にその機能が包含されるようになってきている。これを総称して「おサイフケータイ」とよぶ。携帯電話機にこれらの機能がついていると、事前にマネーをチャージすることが携帯電話機で簡単にできる(ICカードタイプでは駅、店頭などの専用機でチャージしなければならない)。
 とくに交通系事業者での電子マネーの相互利用が始まったこと、コンビニエンスストアでの利用が可能になったことなどから、急速に利用者が増加しており、少額の支払いに対して利便性が高い。[中島由弘]
『館龍一郎監修、日本銀行金融研究所編『電子マネー・電子商取引と金融政策』(2002・東京大学出版会) ▽岩田昭男著『図解 電子マネー業界ハンドブック』(2008・東洋経済新報社) ▽岡田仁志著『電子マネーがわかる』(日経文庫)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

でんし‐マネー【電子マネー】
〘名〙 (electronic money の訳語) 電子的なやりとりが可能で、それ自体が価値を有する通貨情報。インターネット上で、この情報を暗号化したもののやりとりによって取引の決済を行なう方式、ICカードに銀行口座からの引落し金額を記憶させて持ち歩き、その範囲内で決済に利用する方式などがある。

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