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電子線【デンシセン】

デジタル大辞泉

でんし‐せん【電子線】
真空中に放射された高速度の電子の流れ。X線管ブラウン管電子顕微鏡などで利用。電子ビームEB(electron beam)。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

でんしせん【電子線 electron beam】
電子ビームともいう。一定の方向に進む電子の細い流れ。ほぼ一定の運動エネルギーをもつものを指すことが多い。最初は陰極線として1859年にJ.プリュッカーによって発見されたもので,その契機は,真空放電陽イオンが陰極に衝突したとき二次電子が出て,それが加速されてガラスの内壁に衝突し,陰極線ルミネセンスを生じたことである。陰極線が電磁場で曲げられることが観測された結果,負電荷をもつ微粒子の流れであることが97年にJ.J.トムソンにより明らかにされ,これによって電子の存在が知られた。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

でんしせん【電子線】
電子でんしビーム

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

でんし‐せん【電子線】
〘名〙 真空中に放射された高速度の電子の流れ。陰極を加熱して放出され、陽極に向かって直進する。物質にあたると二次電子やX線を放出したり、回折、蛍光、電離、感光などの作用を行なう。X線管、ブラウン管、電子顕微鏡などに利用される。陰極線。電子ビーム。〔電気工学ポケットブック(1928)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版

電子線
デンシセン
electron beam

】真空中に放射された自由電子のビームをいい,陰極線とほとんど同義に用いられる.普通には,熱電子放出により得られる.電子線のエネルギーは加速電圧V(ボルト)で表されることが多い.波長λは,nm の単位で,

λ =
で与えられる.電子線を利用する装置にはブラウン管オシログラフ電子回折,電子顕微鏡などがある.【高エネルギー放射線としての電子線は1~10 MeV のエネルギーのものがもっともよく用いられる.物質中での透過力はX線に比べてはるかに小さく,線エネルギー付与(LET)は大きいが,物質に対する放射線化学的作用はX線やγ線と本質的には同じである.密度1 g cm-3 の物質中への進入度は MeV で表したエネルギーのほぼ1/2の cm で,たとえばエネルギーが1 MeV で物質が水の場合,約5 mm である.電子加速装置としてはバンデグラフ加速器,線形加速器など数種類がある.パルス化した電子線はパルス放射線分解用放射線に用いる.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

電子線
でんしせん
電子ビーム」のページをご覧ください

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