●電気自動車【でんきじどうしゃ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
電気自動車
でんきじどうしゃ
electric automobile; electromobile
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
朝日新聞掲載「キーワード」
電気自動車
(2014-01-10 朝日新聞 夕刊 1総合)
出典:朝日新聞掲載「キーワード」
デジタル大辞泉
でんき‐じどうしゃ【電気自動車】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
でんきじどうしゃ【電気自動車 electric automobile】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
日本大百科全書(ニッポニカ)
電気自動車
でんきじどうしゃ
electric vehicle
外部電源から車載のバッテリーに充電した電気を用い、電動モーターを動力源として走行する自動車。英語の頭文字を用いてEVと表記されることが多い。
ガソリンや軽油などの化石燃料を使わないことから、地球温暖化の元凶とされる二酸化炭素(CO2)や、人体に有害な窒素酸化物(NOx)、炭化水素(HC)、ディーゼル排気微粒子(DEP)などの物質を排出しない自動車(ZEV(ゼブ):Zero Emission Vehicle。ゼロ・エミッション車ともいう)として普及が望まれている。また、枯渇が心配されている石油資源に頼らない自動車としても期待されている。
電気自動車の販売はすでに始まっているが、現在のところ、一回の充電で連続走行が可能な距離を伸ばすことと、充電インフラ整備の拡充が課題となっている。
そこで一回の充電での連続走行を伸ばす高性能バッテリーの開発が急がれているが、一方で、排ガスが出ないという利点から、都市部での短距離移動に電気自動車を限定的に用いるという考え方もある。インフラ整備の面では、駐車場に設置した太陽光発電装置との連携も始められている。
電気自動車は化石燃料を使う従来の自動車に比べて部品点数が大幅に少なく、バッテリー、モーター、インバーター(制御系)など、3種の重要構成部品はすべて外部の専門会社から調達が可能である。また、構造が簡単であることから低いコストでの生産が可能であり、工業技術が未熟で、自動車生産の経験がない新興工業国にも新規参入の機会がある。また、ベンチャー企業からの新規参入も始まっているなど、電気自動車の普及によって自動車産業自体にも変化が訪れることが予想されている。
歴史的には、電気自動車は19世紀後半にガソリン車が発明される以前から実用化されており、ガソリン車の普及が始まってからも、騒音が少なく取扱いが楽であることから市街地の移動手段として使われていたが、ガソリン車の台頭等により衰退したという経緯がある。
[伊東和彦]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
でんき‐じどうしゃ【電気自動車】
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「電気自動車」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●電気自動車の関連情報