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電磁開閉器【でんじかいへいき】

日本大百科全書(ニッポニカ)

電磁開閉器
でんじかいへいき
electromagnetic switch

電磁力で電路の開閉を行うスイッチ。電磁スイッチあるいはマグネットスイッチともいう。手動または電磁力で投入すると回路の電圧により投入状態を保持する。したがって、開放したいときは保持電流を遮断すればよいが、回路電圧が停電によってなくなっても開放される。おもに電動機のスイッチとして使用される。電磁力を使うため遠隔操作が可能であるほか、停電したとき自動的に電動機を切り離すことができる。電動機は停電のため停止したあとは、かならず電路から切り離しておかないと復旧したとき突然回転する危険がある。このため停電すると電動機の開閉器はかならず開放することにしているが、電磁開閉器では、自動開放ができる。自動開放できるスイッチは電圧が正常値の50%以下に低下すると自動的に開路するようになっているが、次の3種類がある。(1)瞬間電圧低下でも自動開放するもの、(2)瞬間電圧低下では自動開放せず、0.3~0.5秒以上電圧低下が続いたとき自動開放するもの、(3)瞬間電圧低下で自動開放するが、直後に電圧が復旧すれば自動的に再投入するもの。電動機はその使用目的により瞬間電圧低下時(瞬間とは0.2~0.3秒程度)の扱いが違う。多くの電動機は瞬間電圧低下では運転を停止しなくてもよいので前述の(2)のスイッチを使用することが望ましい。しかし、瞬時電圧低下でも、電圧が回復したときの過渡トルクが電動機にとって危険なほど大きい場合もあるので、そのようなときは(1)のスイッチを使う必要がある。

[岡村正巳・大浦好文]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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