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霊媒【れいばい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

霊媒
れいばい
medium
死霊などの霊的世界と人間との間を交通,媒介し,さらにその他の超自然的心霊現象を起す能力をもつ人間。日本では口寄せとして知られるが,世界各地にもシャーマンなど古くからみられる。霊は女性が多く,彼女たちは一種の入神状態 (トランス) に入って,自動言語自動書記などの心霊活動を行う。欧米では,19世紀になって特に注目を浴び,さまざまな交霊会が催されたが,そこで起る心霊現象は,それを研究対象とした超心理学などの新しい学問を生んだ。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

れい‐ばい【霊媒】
神霊や死者の霊と人間との間の意思伝達の仲介をするとされる人。市子(いちこ)・巫女(みこ)・口寄せなどや心霊術の術者の類。

出典:小学館
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デジタル大辞泉プラス

霊媒
アメリカの作曲家ジャン・カルロ・メノッティの英語による全2幕のオペラ(1946)。原題《The Medium》。偽者の女霊媒師を描いた悲劇

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

れいばい【霊媒 medium】
超自然的(霊的)存在と人間とを直接媒介することが可能な人物。個人的,私的にこうした能力をもつ人物と,その能力を利用して呪術・宗教的役割を果たす人物とが存在する。霊媒の特徴は,意図的にみずからを通常意識の変異状態(トランスとかデソシエーションと呼ばれる)に置き,その間に超自然的存在が当人の身体中に入りこみ,人格が超自然格(霊格)に転換するとみられる点にある。したがって霊媒の言動は〈われは某々の神(霊)である〉との第一人称的形式をとるのが常である。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

霊媒
れいばい
medium

死者の霊と現世の人との媒介をするとされている人。18世紀中葉、西欧におこった近代心霊主義で用いられるようになった。同様なことばに「サイキック」psychic、「敏感者」sensitiveなどがある。ただし、これらは死者の霊との交流という意味はかならずしも含まず、超常的能力の所有者という意味で用いられる。わが国の沖縄の「ゆた」「のろ」、東北地方の「いたこ」なども死者の霊のことばを伝えるといわれ、巫女(みこ)や巫(かんなぎ)、シャーマニズムでのシャーマンなどは神の意志を伝えるとされている。

 霊媒は交霊会Séanceにおいて、普通、霊媒トランスとよばれる特殊な心的状態に入るといわれ、霊を招いて心霊現象をおこす。霊媒には精神的心霊現象を主とするもの、物理的心霊現象を得意とするものがあり、19世紀末から20世紀初めにかけ西欧において、前者ではアメリカのパイパー夫人Mrs. L. Piper、後者ではイギリスのホームD. D. Home、イタリアのユーサピア・パラディノEusapia Palladinoらが有名である。

 霊媒を用いての研究は、19世紀末から英国心霊研究協会The Society for Psychical Researchを中心に、心霊現象の真偽、人間の死後、個性が存続するか否かの問題について行われたが、確実な結論は得られなかった。アメリカの超心理学者ライン(1895―1980)の研究以来、霊媒を対象とする研究は少なくなったが、近時、超常的能力者を用いての研究が行われるようになってきた。

[大谷宗司]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

れい‐ばい【霊媒】
〘名〙 神霊や死者の霊がのりうつり、それらに代わって話などをすること。また、その人。霊界と現世の媒介者。巫女・口寄せの類。霊媒者。
※抒情歌(1932)〈川端康成〉「霊媒の語るあの世のありさまを確かなものと信じてゐるわけではありませず」

出典:精選版 日本国語大辞典
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