●青年【セイネン】
デジタル大辞泉
せい‐ねん【青年】
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せいねん【青年】[書名]


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世界大百科事典 第2版
せいねん【青年 adolescent】
[産業社会以前の青年]
古来から,年齢に応じての人間の変化が何ほどか認識され,いわゆる青春期の兆候が漠然とながら気づかれていた。たとえばアリストテレスは人の一生を子ども,青年,老人に3区分したが,青年は7歳から40歳ころまでを幅広く指した。
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日本大百科全書(ニッポニカ)
青年
せいねん
森鴎外(おうがい)の長編小説。1910年(明治43)3月から翌年8月まで『昴(スバル)』に連載。Y県から上京した作家希望の美青年小泉純一は、まず、作家大石路花(ろか)を訪ねて満足せず、ついで、作家平田拊石(ふせき)の講演を聞いて、心をひかれつつも釈然としないところを、医大生大村荘之助(しょうのすけ)の講釈によって自得する。一方、たまたま観劇の場で知り合った坂井法学博士の未亡人と肉体関係をもつに至り、それに幻滅するという体験を経て、古伝説を現代化した作品を書こうと思い立つ。夏目漱石(そうせき)の『三四郎』を意識しつつ、当代の知識青年の心的成長を扱った作品で、当時としては珍しい思想小説である。ただし、小説としての膨らみには欠けるところがある。
[磯貝英夫]
『『青年』(岩波文庫)』
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精選版 日本国語大辞典
せい‐ねん【青年】
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