●青森県【あおもり】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
青森〔県〕
あおもり
人口 130万8265(2015)。
年降水量 1300.1mm(青森市)。
年平均気温 10.4℃(青森市)。
県庁所在地 青森市。
県木 ヒバ(→アスナロ)。
県花 リンゴ。
県鳥 ハクチョウ(→オオハクチョウ)。
本州最北端の県。北は津軽海峡を隔てて北海道と相対し,東は太平洋,西は日本海に面し,南部は岩手県,秋田県に接している。東部と西部にはそれぞれ下北半島,津軽半島が突き出し,内に陸奥湾をいだく。中央部は南北に奥羽山脈が連なり,これに那須火山帯が重なって恐山や八甲田山の火山群,カルデラ湖の十和田湖を形成。奥羽山脈は,北の夏泊半島,北西の津軽山地に延びる。西には出羽山地の北端をなす白神山地があり,これに鳥海火山帯が重なって岩木山を噴出。平野は,西に津軽平野,中央部に青森平野,東に三本木原の台地がある。気候は中央の山地を境に東と西で異なり,太平洋側の南部地方は,夏はやませのため低温,冬は寒冷乾燥の好天気。日本海側の津軽地方は夏は高温,冬は多雪。古くは陸奥国の大半を占め,江戸時代には東半分は盛岡藩,西半分は弘前藩に属していた。明治4(1871)年の廃藩置県で,初め弘前県となり,同年県庁を青森に移し青森県と改称。農業と水産業が県の主産業。特にリンゴの生産額は全国一。上北地方はウマの産地で,畜産も盛ん。奥入瀬渓流(→奥入瀬川),十和田湖,岩木山,恐山など観光地が多い。東北本線と奥羽本線が青森市で合し,ここから北海道へは,青函連絡船に代わって,1988年に青函トンネルを通過する JR津軽海峡線が開通している。2010年12月東北新幹線が全線開業した。東北自動車道が県の中央を北上し,青森市まで通じる。青森,三沢,八戸に空港がある。
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青森県
[青森県のブランド・名産品]
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精選版 日本国語大辞典
あおもり‐けん あをもり‥【青森県】
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デジタル大辞泉
あおもり‐けん〔あをもり‐〕【青森県】

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