●青色片岩相【せいしょくへんがんそう】
岩石学辞典
青色片岩相
藍閃石片岩相[Eskola : 1920, Ernst : 1963, Bailey, et al. : 1964].青色片岩(blue schist)という語は方解石,雲母,石英からなる片岩(calc-mica-schist)に付けられた名称であったが[Holger : 1840],アーンストは温度,圧力がある特定の範囲で生じた藍閃石片岩を青色片岩(blueschist)とよび,青色片岩相とした[Ernst : 1963, Bailey, et al. : 1964].青色片岩相は藍閃石片岩相と同じ意味であるが,青色の鉱物は他の条件でも産出するので不適当な点もあり,どちらにしても混乱はなくならないようである.
出典:朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「青色片岩相」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●青色片岩相の関連情報
関連キーワード
| 変成相| 緑色片岩相| 鉱物相| サニディナイト相| 緑簾石角閃岩相| 白粒岩相| 鉱物相| 大恐慌| 牧野省三| 角閃岩相|