●靺鞨【まっかつ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
靺鞨
まっかつ
Mo-he; Mo-ho
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デジタル大辞泉
まっかつ【×靺×鞨】
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世界大百科事典 第2版
まっかつ【靺鞨】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
靺鞨
まっかつ
6世紀後半から中国東北の松花江流域を中心に、北は黒竜江中・下流域、東はウスリー川流域、南は朝鮮半島北部に勢力を振るったツングース系諸族の一派。5世紀後半からこの地方にあった勿吉(もっきつ)人の国が6世紀なかばに崩壊し、その服属諸部が自立したが、自立後も一括してその同音異字で靺鞨とよばれた。いくつかの大部族に分かれ、そのうち粟末(ぞくまつ)、伯咄(はくとつ)、安車骨(あんしゃこつ)、払涅(ふつでつ)、号室(ごうしつ)、白山(はくさん)、黒水(こくすい)の七部族が有力で、靺鞨七部とよばれた。高句麗(こうくり)と争い、粟末、白山の二部は高句麗に服属した。高句麗が唐に滅ぼされた(668)のち、高句麗の復興を唱えて渤海(ぼっかい)国が成立すると(698)、多くの靺鞨人はその支配下に入ったが、黒水部だけは独立の勢力を保持した。
[菊池俊彦]
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精選版 日本国語大辞典
まっかつ【靺鞨】
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