●音節【おんせつ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
音節
おんせつ
syllable
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デジタル大辞泉
おん‐せつ【音節】
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世界大百科事典 第2版
おんせつ【音節 syllable】

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日本大百科全書(ニッポニカ)
音節
おんせつ
音声の流れにおける最小のまとまりある単位。発話を構成する音声はまず音節にまとめられる。普通は母音のような聞こえの大きい音を中心に、子音のような聞こえの小さい音が集結して音節を構成するが、その結び付き方は言語によって異なる。母音をV、子音をC、半母音をSで表せば、英語のstrike[straik]「ストライク」はCCCVSCという音声結合をなす。
英語の二重母音[ai]は、舌が[a]の位置から始まって[i]に向かって移動し、1音節を形成する。この場合、母音[a]が中核をなし、強めに発音され、[i]は弱く、短いので、半母音とみなすことができる。子音は音節の周辺にたつ付加音にすぎないから、CCCVSCは全体として1音節に相当する。日本語のアイ[ai]は、母音[a]の次に母音[i]が続き、どちらも同じ長さで発音されるので、連母音とよばれ、2音節に数えられる。音節を日本語では拍(はく)ともいう。
日本語の音節の基本的な型はCVで、子音の連続は許されない。そのため、英語のCCCVSCからなる1音節の語が、日本語に入ると、連続する子音の間と最後の子音の後ろに母音が添加されて、CV-CV-CV-V-CVと組み替えられ、ストライクと5拍で発音される。また日本語では、CVもしくはVのほかに、促音(そくおん)「ッ」や撥音(はつおん)「ン」も音節を構成することができる。
[小泉 保]
『シュービゲル著、小泉保訳『音声学入門』(1986・大学書林)』
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精選版 日本国語大辞典
おん‐せつ【音節】
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