●音韻【オンイン】
デジタル大辞泉
おん‐いん〔‐ヰン〕【音韻】
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世界大百科事典 第2版
おんいん【音韻】
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精選版 日本国語大辞典
おん‐いん ‥ヰン【音韻】
〘名〙
① 音とひびき。また、その調和。音色(ねいろ)。
※経国集(827)一三・奉和搗衣引〈巨勢識人〉「音韻損
不二相譲一」 〔宋書‐謝霊運伝論〕

② (漠然と)言語音をいう。
※小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下「音韻(オンヰン)の似ると似ざるとには係(かかは)らず」
③ 漢字の表わす一音節の頭初の子音とそれを除いた後の部分。音(声母・頭子音)と韻(韻母)。
※寛永刊本江湖集鈔(1633)一「音韻は体用也。吹出す処が音也。それより色々に分て出る処が韻ぞ」
※国語音韻論(1931)〈金田一京助〉二「この抽象された音声観念が即ち言語学上音韻と呼ばれて、言語の形式を為す所のものである」
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