●領空主権【りょうくうしゅけん】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
領空主権
りょうくうしゅけん
領土および領水の上空一帯に対して国家が領域権を有していること。 1919年のパリ国際航空条約,44年の国際民間航空条約でも,各国がその領域上の空間において完全かつ排他的な主権を有することが承認されている。民間航空輸送の便宜をはかるために国際民間航空条約に定められた以外の場合においては,基本的に外国の航空機は,地上の国家の許可なしにはその上空を飛行することは認められておらず,そのような場合において地上国の許可なくその領空に侵入することを領空侵犯という。地上国は領空侵犯の防止のため必要な措置をとることができる。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
りょうくうしゅけん【領空主権】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
「領空主権」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●領空主権の関連情報