●頭取【とうどり】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
頭取
とうどり
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デジタル大辞泉
とう‐どり【頭取】
2 銀行などの首席の取締役。その代表者として業務執行に当たる。
3 雅楽で、合奏の際の各楽器の首席演奏者。特に、管楽器でいう。音頭(おんどう)。
4 能・歌舞伎で、「翁(おきな)」「三番叟(さんばそう)」を上演するとき、小鼓方三人のうち、中央に座る主奏者。
5 歌舞伎劇場で、楽屋のいっさいの取り締まりをする役。また、その人。古参役者から選ばれ、楽屋入り口の頭取座に詰めた。今は庶務係化している。楽屋頭取。
6 相撲で、力士をまとめ、取り締まる人。
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世界大百科事典 第2版
とうどり【頭取】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
頭取
とうどり
雅楽、能楽、歌舞伎(かぶき)の演奏に際し主奏者となる人、あるいは音頭(おんど)をとる人、音頭取をいう。転じて、江戸時代に至っては一般に頭(かしら)だつ人をいう。たとえば、火消し人足や鳶(とび)の者などの集団の長である人、首領、頭目をさす。このほかに、とくに楽屋頭取や相撲(すもう)の年寄をいう場合もある。前者は、歌舞伎劇場で楽屋いっさいの総取締り役をする名題(なだい)下の役者の呼称で、楽屋2階への階段の反対側に設けられた一段高い所にあった「頭取座」に控え、大切りには口上を述べるなど、中心的な働きをし、物わかりよく、顔の売れた古参の役者がこれを務めた。後者は、相撲興行にあたって、力士を統轄する者をいう。現在では、銀行や会社、組合などの取締役の首席で、その代表者となって業務執行の任にあたる者をいう。
[棚橋正博]
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精選版 日本国語大辞典
あたま‐とり【頭取】
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とう‐どり【頭取】
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