●類別【ルイベツ】
デジタル大辞泉
るい‐べつ【類別】
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世界大百科事典 第2版
るいべつ【類別 classification】
ある集合Sを,部分集合
の直和,
にわけることを類別という。各Sμはこの類別の類であるという。Sの2元a,bについて,a,bが同じ類Sμの元であるとき,a~bで表せば,(1)任意a∈Sについて,a~a(反射律),(2)a~bならばb~a(対称律),(3)a~b,b~cならばa~c(推移律)が成立する。この条件(1),(2),(3)をみたす関係を同値関係といい,a~bのときaとbは同値であるという。上と逆に集合Sに同値関係が与えられれば,同値なものが同じ類に入るようにして,Sは類別される。


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精選版 日本国語大辞典
るい‐べつ【類別】
〘名〙
① 種類によって区別すること。分類。類分け。〔易林本節用集(1597)〕
② 数学で、集合の元を互いに同値なもの同士に組分けすること。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕
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