●類型【るいけい】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
類型
るいけい
type
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デジタル大辞泉
るい‐けい【類型】
2 幾つかのものに共通する基本的な性質や特徴。「犯罪を
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日本大百科全書(ニッポニカ)
類型
るいけい
type 英語
type フランス語
Typus ドイツ語
類、あるいは、一つの集合の元(げん)に共通するパターンが明らかであると思われるとき、この類をさすのに、類型ということばが使われる。もともと生物の分類に使われたものであるが、芸術論のほうで様式の分類にも使われるようになった。また、思想の分類などにも使われることがある。これに対して、近世以降の物理学などでは、時間、空間、質量などに関する根本概念、および、これらから論理的に定義された概念だけで、その取り扱う現象のすべてを記述し、分類しようとする。したがって、そこでは、類型といった考え方が登場しにくい。ここに目をつけて、類型とは、生命や意識、社会現象の登場するところで初めて有効な概念であるとし、かつ、この概念を使用するか否かで、無機的な自然科学と、それ以外の学問とを区別しようと考える人がある。しかし、まず物理学においても、その理論を現実に経験する事象に適用しようとするとき、人は、知覚を類型的に分節するのであるから、類型をまったく使用しないのではない。
[吉田夏彦]
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精選版 日本国語大辞典
るい‐けい【類型】
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