●風成層【ふうせいそう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
風成層
ふうせいそう
aeolian deposit
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デジタル大辞泉
ふうせい‐そう【風成層】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
風成層
ふうせいそう
風によって運搬されたのち堆積(たいせき)した砕屑(さいせつ)物。海岸や砂漠に発達する砂丘の砂や、大陸の半乾燥地域とその周辺に分布するレスや黄土(おうど)とよばれる細粒堆積物がその典型である。一般に砂丘の砂を構成する粒子は淘汰(とうた)が良好でよく円摩されている。また、粉砕されて細粒になりやすい長石、雲母(うんも)などの粒子は飛散してしまうので、砂丘の砂は石英粒が圧倒的に多く残されている。ほとんど石英粒のみで構成されることもまれではない。ヨーロッパおよび北アメリカのレスの起源は、新生代第四紀に発達した大陸氷河が生産した細粒砕屑物であり、東アジアの黄土の供給地は西アジアの砂漠である。なお、偏西風によって遠隔地まで運搬される降下火山灰層も、広義には風成層に含まれる。
[伊藤谷生]
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精選版 日本国語大辞典
ふうせい‐そう【風成層】
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