●風折烏帽子【カザオリエボシ】
デジタル大辞泉
かざおり‐えぼし〔かざをり‐〕【風折×烏▽帽子】
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世界大百科事典 第2版
かざおりえぼし【風折烏帽子】
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精選版 日本国語大辞典
かざおり‐えぼし かざをり‥【風折烏帽子】
〘名〙 (風で吹き折られた形の烏帽子の意) 頂辺の峰(みね)の部分を左または右に斜めに折った烏帽子。左折りを地下(じげ)の料とし、右折りを狩衣着用の際の上皇の料とする。近世は紙製で形式化し、皺(しぼ)を立てて黒漆塗とする。平礼烏帽子(ひれえぼし)。かざおり。

※車屋本謡曲・草子洗小町(1570頃か)「小町に舞をそうせよと、各(おのおの)立より花のうちぎぬ、風折烏帽子をきせ申し」
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