●風神【フウジン】
デジタル大辞泉
ふう‐じん【風神】
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風神
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世界大百科事典 第2版
ふうしん【風神 fēng shén】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
風神
ふうしん
風をつかさどる神。古代中国では風伯(ふうはく)といい、つねに雨の神「雨師(うし)」とともに、丙戌(ひのえいぬ)の日に西北で祭るという慣行があった。わが国では主として雷神と対(つい)にして考え、中世にはこの二神を鬼形に表現した絵や彫像も発達した。
風神の社として古く著名であったのは大和(やまと)(奈良県)の龍田比古(たつたひこ)神社・龍田比女(ひめ)神社で、『延喜式(えんぎしき)』には四時祭式(しじさいしき)にその祭式規定があり、祝詞(のりと)式にその祝詞の全文が収められている。伊勢(いせ)の内宮(ないくう)・外宮(げくう)にはともに別宮(べつぐう)として風宮(かぜのみや)があり、かの元寇(げんこう)のときにはここから神風が吹いたという伝承がある。信州(長野県)の諏訪(すわ)大社も風の宮といわれ、このほうではもっぱら風の害のないことが祈念された。近代に入ってからでも風祭りとか風祈祷(きとう)といって、風害のないことを祈る風(ふう)は多かった。その時期は主として二百十日前後であったが、所によっては5月・6月、あるいは春先にもこれを行っていた。その祭りに念仏踊が結び付いている例もある。
[石塚尊俊]
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精選版 日本国語大辞典
かぜ‐の‐かみ【風神】

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ふう‐じん【風神】

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