●風祭【かざまつり】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
風祭
かざまつり
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デジタル大辞泉
かざ‐まつり【風祭(り)】
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かぜ‐まつり【風祭(り)】
出典:小学館
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世界大百科事典 第2版
かざまつり【風祭】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
風祭
かざまつり
風害防除の祈願。稲への害をとくに恐れるため、収穫を直後に控えて台風の被害が憂慮される八朔(はっさく)や二百十日およびその前後に行われ、共同祈願の形式をとることが多い。方法は、村人が神社や堂で忌籠(いみごも)り精進(しょうじん)したり、獅子舞(ししまい)や囃子(はやし)を奉納して無事を祈ること、大注連縄(おおしめなわ)を村の入口に張り渡して風の悪霊の入来を防ぐこと、大声で騒ぎたてたり、藁(わら)人形に悪神を負わせて辻(つじ)や村境に送り出そうとするなど、土地によってさまざまである。社寺からの風除(よ)けの神札を田畑に立てることや、草刈鎌(かま)を庭先高く掲げて吹く風を切り払おうとする呪術(じゅじゅつ)も広く行われる。古来から有名な奈良県の龍田(たつた)大社や伊勢(いせ)の風の宮、各地の穴師(あなし)神社など、風の神を祀(まつ)る神社に参ったり、村単位で風神宮という小祠(しょうし)を祀る所も各地にある。また、富山県には風の神を祀る「ふかぬ堂」が十数か所あるし、新潟県には風の三郎なるものを祀る小祠や、風袋を背負っている風神(ふうじん)の石像も少なくなく、祈願の対象とされている。これらは農民のものであるが、かつては、山から吹き下ろす風を求めて「たたら」に利用しようとする製鉄業者などの風に対する別の観念の存在したことも、予想される。
[田中宣一]
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精選版 日本国語大辞典
かざ‐まつり【風祭】
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かぜ‐まつり【風祭】
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