●風解【ふうかい】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
風解
ふうかい
efflorescence
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デジタル大辞泉
ふう‐かい【風解】
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岩石学辞典
風解
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世界大百科事典 第2版
ふうかい【風解 efflorescence】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
風解
ふうかい
efflorescence
水和物結晶と平衡にある水蒸気圧が、大気中の飽和水蒸気圧よりも大きい場合には、結晶から水分子が遊離して、水和数のもっと少ないもの、あるいは無水物となり、結晶格子の崩壊がおこる。これを風解という。潮解とはちょうど逆である。炭酸ナトリウム十水和物、あるいは硫酸ナトリウム十水和物などは風解性の著しい結晶の例である。
[山崎 昶]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典
ふう‐かい【風解】
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化学辞典 第2版
風解
フウカイ
efflorescence
水和水をもつ結晶を空気中に置くと,水和水がとれて粉末になる現象.固体塩類の分解反応の一つである.水和水をもつ塩が分解して無水塩と共存すると,この系は相律から一定温度では一定の水蒸気分圧をもつ.この分圧が空気中の水蒸気分圧より高いと,塩の分解は完全に進行して新しく無水塩のみになる.無水塩の結晶成長速度が核生成速度に比べて遅いため,微粉末が生成する.例としては,Na2CO3・10H2O,Na2SO4・10H2O,Na2HPO4・12H2Oなどがある.
出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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