●食傷【ショクショウ】
デジタル大辞泉
しょく‐しょう〔‐シヤウ〕【食傷】
[名](スル)
1 同じ食べ物が続いて食べ飽きること。「いくら好物でも、こう続いては食傷 してしまう」
2 同じことに何度も接し、飽き飽きして嫌になること。「この種の議論には食傷 している」
3 食あたりを起こすこと。
「野猪(ワイルドボウア)をくって―をしたと書いてあるじゃアないか」〈逍遥・当世書生気質〉
1 同じ食べ物が続いて食べ飽きること。「いくら好物でも、こう続いては
2 同じことに何度も接し、飽き飽きして嫌になること。「この種の議論には
3 食あたりを起こすこと。
「野猪(ワイルドボウア)をくって―をしたと書いてあるじゃアないか」〈逍遥・当世書生気質〉
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世界大百科事典 第2版
しょくしょう【食傷】
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精選版 日本国語大辞典
しょく‐しょう ‥シャウ【食傷】
〘名〙
① 食中毒。しょくあたり。
※医学天正記(1607)坤「食傷 一、今上皇帝、御食傷、瀉利吐逆」
② 同じ食べ物がつづいて食べ飽きること。また比喩的に、同じような物事に接することが多くて、飽きていやになること。
※雑俳・柳多留‐九六(1827)「邯鄲の里にすむ獏喰しょふし」
※青年と死と(1914)〈芥川龍之介〉「一年前までは唯一実在だの最高善だのと云ふ語に食傷(ショクシャウ)してゐたのだから」
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