●食封【じきふ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
食封
じきふ
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デジタル大辞泉
じき‐ふ【食▽封】
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しょく‐ほう【食封】
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世界大百科事典 第2版
しょくほう【食封 shí fēng】
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じきふ【食封】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
食封
じきふ
律令制(りつりょうせい)における俸禄(ほうろく)の一つ。令の禄令に定められている。親王、貴族、寺院などに支給されることになっていた。特定の戸(こ)を公戸のうちから設定して封戸(ふこ)とし、そこからの租の半分、庸・調の全部、および仕丁(しちょう)を支給したものである。親王・貴族に与えられるものとしては、四品(しほん)ないし従三位(じゅさんみ)以上の位階にある者に位封(いふ)、太政大臣(だいじょうだいじん)・左右大臣に職封(しきふ)が与えられ、寺院には5年を限って封戸が支給された。また特別の功臣や天皇の命令によって別に支給される功封(こうふ)もあった。これらの食封は、中国の食封の制に倣ったもので、貴族・皇族の経済的基盤として大きな意味をもっていたが、平安中期以後しだいに衰退し、荘園(しょうえん)制度のなかに解消していった。
[鬼頭清明]
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精選版 日本国語大辞典
じき‐ふ【食封】
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しょく‐ほう【食封】
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旺文社日本史事典 三訂版
食封
じきふ
大化の改新のとき,私地私民を廃止した代償として大夫以上に支給したのが始まりで,大宝令で完備。一定数の郷戸を封戸 (ふこ) に指定して,その租の半分,庸・調の全部および仕丁 (しちよう) を支給した。律令貴族の重要な経済的基盤で,一部の封戸はのち荘園化した。
出典:旺文社日本史事典 三訂版
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